圧倒的な支持を受けた大阪維新の会は、”大阪都構想”などを公約に掲げていました。
越えなければならないハードルもある中、どのように実現していくのかが問われています。
【橋下徹氏】
「大阪を変える方向で有権者が動いてくれればこれは変わります!」
知事選・市長選ともに制した大阪維新の会。
最大の公約は大阪都構想ですが、実現には高いハードルが残されています。
大阪府議会、市議会、堺市議会など、再編する自治体の議会で同意を得たうえで、地方自治法の改正か特別な法律の制定が必要です。
さらに、場合によっては住民投票も必要となります。
維新の会が過半数を占めていない大阪市議会とは橋下氏が直接向き合い、議会のリコール、解職請求もちらつかせて同意を取り付ける腹づもりです。
さらに・・・
【橋下氏】
「国政の皆さんが動いてくれないなら国政に勝負をかけないといけない。維新の会で国政に足をかける国会議員を擁立することを考えている」
27日夜、こう話した橋下氏。
最大の目標である都構想実現のために、国を巻き込むことを宣言しました。
そして、次のターゲットを国会に定め、圧倒的な人気を背景に国会議員に協力を迫りました。
一方で、賛否が分かれ教育委員の辞職騒ぎにもなった教育基本条例案については“民意”を得たと胸をはりました。
【橋下氏】
「教育委員会、こちらには今回の選挙の結果は重く受け止めるように今回の選挙は反対論も全て出し尽くした上で有権者が出した結論なのでこの結論は非常に重い」
教員を相対評価し、結果によっては免職もありうる条例案を巡っては「教育への政治介入だ」と教育委員が猛反発。
可決されたら総辞職すると表明していましたが・・・
【中西正人・大阪府教育長】
「(選挙結果は)府民の今の教育の不満と変えてほしいという期待があると思う。受け止めて知事とこれから議論したい」
と、ややトーンダウン。
条例成立のメドが立ったようです。
200万票を超える府民の支持と75万票を超える大阪市民の支持。
選挙結果を全面に押し出した維
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