ニセの警察手帳を作って販売した疑いで逮捕された大阪府警の警察官が、インターネットのオークションで、自分の制服や帽子も売っていたことが分かりました。
有印公文書偽造の疑いで逮捕された、大阪府住之江警察署の巡査部長・松田久嗣容疑者(53)は、ニセの警察手帳を作って東京都の男性に15万円で販売した疑いがもたれています。
その後の調べで松田容疑者は、ネットオークションで自分が使っていた警察官の制服のズボンと帽子を1万数千円で販売していたことが分かりました。
大阪府警によりますと、制服は一定の期間が過ぎるとズボンやシャツは各自で処分し、上着と帽子は返却する決まりになっています。
警察は、松田容疑者が貸与されている制服を勝手に販売した業務上横領の疑いもあるとみて捜査しています。
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