神戸市西区の老人ホームで職員の男女3人が入居者の女性に虐待を繰り返していた事件で、警察は13日、介護士の男ら3人を逮捕しました。
神戸市西区の老人ホーム「はぴね神戸学園都市」で、職員の男女3人が入居者の73歳の女性を平手打ちするなどの虐待を繰り返していたことが発覚しました。
女性の家族が被害届を提出していて、警察は13日、暴行の疑いでホームに勤務していた介護福祉士の松田光博容疑者(40)と島田淳子容疑者(39)、ホームヘルパーの節句田穣容疑者(24)の3人を逮捕しました。
ホームの運営会社によりますと、入居者の女性にアザがあるのを不審に思った家族が今年の正月に設置した隠しカメラに残された映像で虐待が発覚しました。
そして家族が病院で女性に検査を受けさせたところ、鎖骨とあばら骨に折れた痕がみつかりました。
3人は運営会社に対して「ストレスがたまっていた」と虐待を認めています。
ホームの運営会社は先月、女性の家族に謝罪し、今月4日3人を懲戒解雇しました。
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