京都の上賀茂神社では京都三大祭りの一つ葵祭のヒロイン「斎王代」が身を清める禊の儀(みそぎのぎ)がとり行われました。
上賀茂神社の境内では、雅楽が響く中、葵祭のヒロイン、斎王代が女官たちとともに「禊の儀」に向かいました。
「禊の儀」は斎王代が神に仕える者として身を清め、祭の無事を祈る神事です。
多くの観光客が見守る中、艶やかな十二単衣を身にまとった第57代斎王代の亀井敦子さん(28)が緊張した面もちで御手洗川に手を浸して身を清め神事は厳かに行われました。
「葵祭」は、今月15日に本番を迎えます。
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葵祭の無事祈る神事「禊(みそぎ)の義」
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廃校になった高校が芸術の拠点に
兵庫県養父市では、廃校になった高校の校舎で様々な芸術に触れ合えるアート村がオープンしました。
養父市の大屋地区にオープンした「おおやアート村BIGLABO」は、芸術活動を支援して町おこしをしようと2年前に廃校になった高校の校舎や体育館を利用して作られました。
校内には、32人の作家が作った絵画などおよそ80点の作品が展示されています。
また、教室は、作家が作品を生み出す創作室になっていて、使用料を払えば誰でもアトリエとして利用したり展示会などを開くことが出来ます。
【田中今子事務局長】
「鳥の声を聞きながら川の音を聞きながらアートが体験出来るし自分でも制作出来るという、いい環境だと思う」
連休中は、地元の作家による体験ワークショップも開かれていて、訪れた家族連れが作品作りを楽しんでいました。
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関空一周ヨットレース
大阪の泉州沖では、関西空港の周りをヨットで一周するレースが行われました。
関西空港を盛り上げるため、大阪のマリーナ協会などが企画したこのレースには近畿各地のほか、山口県や三重県などから約80艇が参加しました。
4日は毎時7メートル前後とヨットを走らせるには絶好の風が吹く中、約20海里、37キロのコースでレースは行われました。
機材のトラブルで2艇がリタイアしたものの、レースはおおむね順調に進み、早いヨットは2時間半でゴールしたということです。
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加悦鉄道まつり
京都府与謝野町では蒸気機関車など昔懐かしい鉄道が一同に集められ、公開されています。
京都府与謝野町で開かれている加悦鉄道まつりは、15年前から地元の保存会が開いていて、日本で二番目に古い蒸気機関車など27両が展示されています。
会場では大正末期から昭和にかけて運行していた加悦鉄道のディーゼル機関車にひかれる木造の客車に実際に乗ることもできます。
4日はあいにくの雨にも関わらず多くの親子連れが訪れ、レトロな雰囲気を楽しんでいました。
【乗車した子ども】
「機関車乗ってな、動いてな。『ピー』って鳴るのがすごく楽しかった」
【乗車した親】
「昔の雰囲気がとってもいい。子どもは電車が好きですけど、こういう古い車両も大喜びです」
この加悦鉄道まつりは5日まで行われます。
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関西空港にビーグル犬 大活躍!
関西空港でかわいらしいビーグル犬が活躍しています。
自慢の嗅覚で旅行客の手荷物をクンクン…。
そのターゲットは、国内に持ち込みが禁止されている肉製品です。
空港にあらわれた、何とも愛くるしいビーグル犬。
しっぽを振りながら、旅行客の手荷物に近づいて、クンクン。
何かを探しているようです。
この「ペニー」と「スポーティ」、実は国内に持ち込みが禁止されている肉製品を嗅ぎ分ける『検疫探知犬』です。
おや、ペニーが匂いにぴんときたようです。
ちょこんと座り、検査官に知らせます。
【旅行客に声をかける検査官】
「食品をお持ちのようなので、検査になったので、全部一応開けさせてもらいます」
手荷物の持ち主は、中国から帰国した女性。
中から出てきたものは…中国製の豚肉のソーセージでした。
【旅行客に説明する検査官】
「日本の法律上、持ち込めないことになっています。申し訳ないのですが、ここで放棄していただけませんか?」
日本では、口蹄疫などの伝染病が発生している国から肉製品を持ち込むことが禁止されています。
また、その他の国から肉製品を持ち込む場合にも、検疫所に届け出をしなければなりません。
【動物検疫所主任検査官・横尾昭恵さん】
「食品用に加工されているものでも、病原体の残っている率はかなり高い。食べる分には問題ないかもしれないけど、そのウイルスや細菌を牛や豚、鳥が拾った場合、発病に至る可能性が高い」
動物検疫所が4年前に探知犬を導入したところ、摘発件数は倍以上に。
今では年間で約6000件にのぼっています。
ペニーとスポーティはおとなしい性格で、人を見てもけっして吠えたりしません。
1歳のころからアメリカで訓練を積んできたその腕前を、披露してもらいました。
10個の箱のうち、2つだけに肉製品が入っています。
ペニーは嗅ぎ分けることができるでしょうか。
(迷うことなく、肉製品が入った箱の前でちょこんとお座り)
お見事です!
この日取材をした中国からの便だけでも、3人の旅行客が禁止さ
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関西電力「再稼働でも電力不足」に批判の声
大阪府と大阪市のエネルギー戦略会議で関西電力は4日、大飯原発を再稼働しても電力不足が生じるとの見通しを示し、会議の委員たちは強く反発しました。
8回目となる「エネルギー戦略会議」で、関西電力はおととし並みの猛暑となった場合、このまま原子力発電所が再稼働しなければ最大で16.3%の電力不足になるとの試算を提示しました。
さらに試算では大飯原発が再稼働しても電力不足が生じるとしていて、関西電力側は「他の原発も再稼動することによって電力需給の問題は解決する」と述べ、委員から批判が相次ぎました。
【古賀茂明・エネルギー戦略会議委員】
「この段階で大飯が動いても足りませんというものを平気で出してくるのはまったく信じられません」
【飯田哲也・エネルギー戦略会議座長代理】
「安定供給責任を社会的に果たしているのか?」
【関西電力】
「安定供給に支障がないように、さらに今後も引き続き努力し続けるのが安定供給の責任」
関西電力はまた、この夏は積極的に節電に取り組んでもらうべく、節電量に応じたメリットを利用者に用意する方針を明らかにしましたが、どの程度の効果が見込めるかは未知数だということです。
この夏、電力の安定供給をどう維持するのか…、4日も結論は出ず、今月15日の次の会議までに、関西電力が需要と供給のギャップを埋める方法について、議論のたたき台となる具体策を提示することになっています。
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みどりの日 各地にぎわう
4日は「みどりの日」です。
まだまだ続くゴールデンウイークを楽しんでもらおうと、こんなイベントが開かれました。
和歌山県すさみ町では恒例の「イノブタダービー」が開かれました。
100mのコースを競う6頭の子豚たち。
名前は、「キタジマ」に「ナデシコ」と超一流です。
レースは団子状態になったり逆走したりと、てんやわんや。
混戦を制したのは「キタジマ」でした。
終了後には、興奮冷めやらぬ「ナッチャン」がレース場に再び乱入する一幕も…。
強制的に退場となりました。
大阪天満宮には、全国の日本酒とおつまみの屋台がずらりと並びました。
集まった日本酒は約40種類!
入場券の代わりは、1個500円の専用グラスです。
【記者リポート】「会場では専用のグラスで屋台を回って、お酒を楽しむことができます。すみません1杯お願いします!(注がれた酒を飲む)コクがあっておいしいです」
【訪れた客】「これで3杯目。いいですね。でも神さま怒ってるんじゃないですかね」
イベントはこの日だけの開催とあって、来場者は日本酒の魅力を満喫していました。
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星になる 飲酒事故で犠牲の兄弟の名前が
去年、兵庫県加西市で飲酒運転の車にはねられて死亡した小学生の兄弟を偲び、小さな惑星に2人の名前がつけられることになりました。
生田汰成くん(当時8)と敦弘くん(当時12)。
2人とも天体観測が好きで、お兄ちゃんの敦弘くんは宇宙飛行士になるのが夢でした。
しかし去年12月、2人は飲酒運転の軽トラックにはねられ亡くなりました。
皆既月食を見に行った日のことでした。
事故を知った天文学者たちは、家族にある提案をしました。
【西はりま天文台の専門員・鳴沢真也さん】
「(皆既月食の観測を)自分たちは非常に楽しくやったし盛り上がったのに、同じ天文ショーを見ていた少年たちが事故に巻き込まれたということは、天文学に携わる者として非常にショックな出来事だった。少しでも何かできないかと思って」
西はりま天文台の研究者たちは、兄弟が生きた証を残したいと、小惑星に2人の名前をつけようと考えたのです。
その名前は“Atsuhirotaisei”(アツヒロタイセイ)。
国際天文機関に申請し、年内にも正式に認められる見通しです。
【西はりま天文台専門員・鳴沢さん】
「兄弟の名前が星につくことはそれは良かったのかなと思うが、こういうことがもう2度とないように」
母親の伊津子さんは「2人とも星が大好きだったので喜んでいると思います」と話しています。
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GW空港や駅はUターンで混雑
ゴールデンウィーク最終日の6日、空港や新幹線の駅は行楽地などからUターンする人たちで混雑しています。
関西空港の国際線到着ロビーにはスーツケースやお土産を抱えた人たちが続々と到着しています。
【帰国した人は】
「スペインです。弾丸で3泊6日。」
「(休みは)きょうまでです。明日からはまた頑張って仕事です!」
関西空港には6日だけで海外から2万1800人が到着するとみられています。
一方、新幹線は、博多発東京行き「のぞみ14号」の自由席の乗車率が140パーセントとなるなど、上り線の混雑が続いています。
【孫を見送る人は】
「寂しいけど(孫が)帰ってきたらしんどい」
【帰省客は】
(女の子)「コアラを見た。」
(母親)「(動物)触ったんだよね。」
混雑は6日の午後も続く見込みで、のぞみやひかりの上りの指定席はほぼ満席だということです。
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豊中で強盗約11万奪われる
5日夜大阪府豊中市で2人組の男が20歳の男性を脅し、ATMで金を引き出させるなどして現金およそ11万円を奪って逃げました。
5日午後10時すぎ、豊中市玉井町の駐車場で、帰宅途中の男性(20)が2人組の男に殴られました。
さらに男らはドライバーのようなもので男性を脅し、ATMで金を引き出させるなどして現金およそ11万円を奪いました。
2人組の男は身長175センチから180センチくらいで、1人は黒っぽい上衣、もう1人は白っぽい上衣を着ていたということです。
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来年度で廃止方針…「大阪市音楽団」の魅力を知って!
大阪市の改革案で廃止の方針が示されている「大阪市音楽団」の魅力を知ってもらおうという演奏会が開かれました。
この演奏会は、作曲家の宮川彬良さんが大阪市音楽団の存続につなげようと企画しました。
大阪市音楽団は全国で唯一、自治体が運営する楽団ですが、市の改革プロジェクトチームは来年度に廃止する方針を示しています。
演奏会には指揮者の佐渡裕さんも登場し、大阪市音楽団の音色を失ってはいけないと呼びかけました。
【佐渡裕さん】
「こんなにレベルが高くて楽しくて、これは吹奏楽の醍醐味です」
【宮川彬良さん】
「そのことをいまいち知られていないところがシャクなところです」
橋下市長は今後、団員から直接意見を聞く場を設け、来月、最終的な方針を決めることにしています。
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「そんなあなたを応援します」
何かに挑戦中の人や元気がない人などに大学の応援団がエールを送るイベントが神戸市内で開かれました。
このイベントは関西学院大学の応援団が7年前から開いているもので、チアリーダーやブラスバンドなど総勢100人を超える大応援部隊が街に登場しました。
エールを求めて応募したのは「中学受験で合格したい子ども」や「ホラ貝の演奏がうまくなりたい愛好家」など10組で、早速、目の前で熱い応援が繰り広げられました。
【応援団のエール】「フレ、フレ、ほら貝。フレ、フレ、ほら貝~」
【エールをもらった人】「やる気、元気を貰いました。ありがとうございました」
最後に応援団は東日本大震災からの復興を願って日本全国にエールを送っていました。
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小型沿岸捕鯨解禁
和歌山県太地町では小型沿岸捕鯨が解禁され、捕獲された鯨がさっそく競りにかけられました。
6日朝、太地町の漁港では「コビレゴンドウ」2頭の肉が競りにかけられ、例年より安めの1キロ700円から890円で落札されました。
体長5メートルほどのこの鯨は小型沿岸捕鯨が今月1日に解禁されたのを受け、太地町漁協の捕鯨船が5日に熊野灘で捕獲しました。
小型沿岸捕鯨は国際捕鯨委員会の捕鯨規制枠から除外されていて、水産庁の許可を得て毎年頭数の上限を決めて行われています。
【漁師】「大きいのが獲れて良かったと思います。これからも皆の期待に応えられるように頑張っていきたいと思います」
小型沿岸捕鯨は夏頃まで行われ、肉は主に地元や西日本各地に出荷されます。
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軽自動車にはねられ 小1男児重体
兵庫県三木市では6日午後1時すぎ、交差点を左折しようとした軽自動車が、横断歩道を渡っていた小学1年生の佐野司くん(6)をはねました。
司くんは一人でスーパーに買い物に行く途中で、病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
現行犯逮捕された軽自動車の運転手芝崎裕子容疑者(52)は、「男の子には全く気が付かなかった」と話しています。
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住宅火災 住人と見られる親子死亡
6日昼過ぎ、大阪府泉南市の住宅で火事があり、焼け跡からこの家に住む親子とみられる2人が遺体で見つかりました。
午後0時20分頃、泉南市信達牧野の住宅から火が出ていると消防に通報がありました。
消防車5台が出動して消火活動にあたり、火はおよそ1時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅102平方メートルが全焼しました。
この火事で、焼け跡の1階と2階部分からそれぞれ遺体が見つかりました。
警察によるとこの家に住む70代の女性と40~50代の息子の二人と連絡が取れていないということで、警察と消防が身元の確認を進めています。
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GW最終日 新幹線は
ゴールデンウィークは6日が最終日です。
新幹線や高速道路はUターンラッシュがピークを迎えています。
JR西日本などによりますと、新幹線の自由席の乗車率は博多発東京行き「のぞみ28号」で150パーセントとなるなど、多くの上り線で100パーセントを超えています。
【帰省客】(祖母)「孫と必死に遊びました」(男の子)「楽しかったです。トランプとか映画を見たりとかです」(女の子)「ウサギさん」(母親)「触ったんだよね~」混雑は夜まで続く見込みで、のぞみやひかりの上りは、指定席がほぼ満席だということです。
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GW最終日 高速道路は
高速道路は中国自動車道の上りで宝塚西トンネルを先頭に神戸ジャンクション辺りまで約12キロ渋滞しています。
混雑は午後9時ごろまで続くとみられます。
また、阪神高速道路神戸線上りは生田川から第二神明道路の須磨料金所を越えて、約12キロの渋滞となっています。
(6日午後5時30分の情報)
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GW最終日 空港もUターンのピーク
一方、関西空港ではゴールデンウィークを海外で過ごした人たちのUターンがピークを迎えています。
関西空港には朝から大きな荷物を持った人たちが続々と到着しました。
ゴールデンウィーク期間中に関西空港の国際線を利用した人はのべ36万人にのぼるとみられ、ことしは人気のアジアやハワイのほか、ヨーロッパに旅行した人も増えました。
【帰国した人は】
Q旅行はどちらに?「イタリアです。1週間位、(先月)28日から」
「スペインです。弾丸で3泊6日。(休みは)きょうまでです。明日からまた頑張って仕事です!」
関西空港には6日、海外から2万1800人が到着するとみられます。
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ドラッグストアに強盗 300万円奪う
6日夜、大阪市鶴見区で閉店後のドラッグストアに男が押し入り、現金およそ300万円を奪って逃げました。
6日午後10時20分頃、鶴見区諸口3丁目のドラッグストア・「サーバ鶴見諸口店」に男が押し入り、事務所にいた男性店員(26)に刃物のような物を突きつけ「金を出せ」と脅しました。
男は連休中の売上金およそ300万円を奪うと、男性店員の両手首を粘着テープのようなもので縛り、そのまま逃走しました。
男性店員にケガはありませんでした。
警察によりますと当時、店は閉店していましたが一部の入口は開いている状態で男はそこから店内に侵入したとみられます。
逃げた男は年齢40歳くらい、身長170センチくらいでグレーの上着に黒っぽいズボンをはいていたということで、警察は強盗事件として捜査しています。
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無免許暴走 交通安全呼びかけチラシ配り
京都府亀岡市で無免許の少年が運転する車にはねられ小学生と保護者10人が死傷した事件を受け、現場近くの道路で、交通安全を呼び掛けるチラシが配布されました。
【チラシを配る人】
「すみませーん、交通安全の啓発です、ご協力お願いします」
7日朝、現場近くの道路などで、市長や地元自治体の関係者が交通安全を呼びかけるチラシ1000枚を配布しました。
先月、亀岡市で集団登校中の列に無免許の少年(18)が運転する車が突っ込み小学生と保護者10人が死傷しました。
これを受けて市では、二度と事件を起こさないため、交通ルール遵守を呼びかけるチラシを作成しました。
付近を走行するドライバーに手渡しされ、歩行者に注意するよう呼びかけが行われました。
亀岡市では今後、現場の制限速度を変更することなども検討しています。
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