覚醒剤の密輸の摘発が去年、過去最多となり神戸市では税関が街頭で密輸撲滅への協力を訴えました。
税関の職員らは神戸市中央区の地下街で不正薬物の撲滅を訴えるチラシを配りました。
覚醒剤の密輸の摘発件数は去年、全国で185件と過去最多となり、そのほとんどが飛行機で入国する「運び屋」によって持ち込まれています。
【田中万平神戸税関長】
「一般の皆様が「運び屋」に利用されるという傾向も大変多くありますので、そういうのに利用されないということが必要」
税関は海外で知らない人から荷物を預かったりせず、機内で不審な人物を見かけたらすぐに知らせてほしいと呼びかけています。
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神戸税関が違法薬物取締キャンペーン
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下校途中の高校生の列に車 4人死傷
7日夜、徳島県阿波市で高校生の列に車が突っ込み、1年生の男子生徒が死亡、3人が重軽傷を負いました。
車を運転していた男は「考え事をしていた」と供述しています。
【事故に巻き込まれた生徒が通う高校の校長】
「(事故を報告を受けて)まずは『なんでうちの子が』というのが一番、赤澤君が亡くなったと報告を受けてまた『なんでなんだろう』と」
事故に巻き込まれた生徒4人が通う高校の校長は8日朝、沈痛な面持ちで取材に応えました。
7日午後9時半過ぎ、阿波市の市道で自転車で走っていた高校生4人に後ろから車が突っ込み、1年生の赤澤俊樹さんが死亡、一緒にいた3人も骨折などの重軽傷を負いました。
車を運転していたアルバイト店員・住釜涼容疑者(20)は「仕事の段取りなど考え事をしていて、運転に集中していなかった」と供述しています。
4人は部活を終え、いつもの道を通って帰宅しているところでした。
事故現場の市道は片側1車線、幅7mの道で、路側帯は狭く、ガードレールもありません。
さらに街灯も少なく、夜になると一帯が真暗になります。
【事故現場の近に住む人】
「学生が何回も事故に遭いそうになったから歩道を整備していると聞いた」
学校もこの道を通る生徒が多いことから、定期的に職員が立って安全指導を行ってきました。
【4人が通う高校の校長】
「通学路の再検討が必要であればやっていく」
現場にはブレーキ痕が残っていて、住釜容疑者は「衝突の直前まで気付かなかった」などと話しています。
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枝野経産相 関電管内「自主的な節電では厳しい」
枝野経済産業相は8日、関西電力管内での電力不足について「自主的な節電では夏を乗り切るのは厳しい」と話し、関西でも罰則付きの「電力使用制限令」を出すことに含みをもたせました。
関西電力は8日、火力発電所の点検作業を公開しました。
関西電力堺港発電所は、天然ガスを燃料とする効率の良い発電方法を使い、200万kWの出力がありますが、去年夏にはタービンが故障するトラブルがありました。
関西電力では「供給力を確保するため大規模な点検ができず、リスクが増えている」と説明しています。
「節電の夏」を乗り越えるには、トラブルのない運転が不可欠となっています。
こうした中、枝野経産相は8日の閣議後の記者会見で、この夏の関西電力管内の電力不足への対応について、次のように述べました。
【枝野経産相】「(電力不足の試算は)なかなか厳しい数字で、エネルギー・環境会議でさらに精査して需給ギャップを小さくする努力をしているが、なかなか厳しい状況になってきているなという認識は正直に持っている」
電力の需給状況が危機的になった場合、法令により政府は企業を対象に罰則付きの「電力使用制限令」を出すことができます。
枝野経産相はこの制限令について「できるだけ避けたい」としながらも、自主的な節電だけでこの夏を乗り切るのは厳しいとの考えを示し、制限令などの「強制手段」に含みをもたせました。
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一家4人で…シラスウナギ密漁
一家4人で密漁していたのでしょうか。
大阪府の許可を受けずにウナギの稚魚を捕った疑いで、元漁師の男ら4人が書類送検されました。
大阪府の漁業調整規則違反の疑いで書類送検されたのは、高石市に住む元漁師の男(57)とその妻(54)、次男(33)と三男(29)の家族4人です。
4人は泉大津市の大津川河川敷で、大阪府の許可を受けずにウナギの稚魚、約200匹を捕った疑いがもたれています。
4人は地元漁協の組合長をしている親族に組合の腕章を借りて密漁を行っていました。
【記者レポート】「一家は夜になると、漁師たちに混じって、川に光を当ててうなぎを捕っていたということです」
【近所の人は】「違法だったらやめてほしいな。資源も限りあるから。ウナギは少なくなってきてるんやろ?」
ことしはウナギの価格が去年の2倍から3倍となっていて、4人は8回の密漁で捕った稚魚を養殖業者に売り、23万8000円を稼いでいたということです。
調べに対して三男は「母親から『生活費のためにシラスウナギを捕りにいけ』と言われた。ことしは高いから捕って売ったら金になると思った」と容疑を認めています。
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関西弁もしゃべる!? 新型”お掃除ロボット”
人気急上昇中のお掃除ロボットに、声で操作できる新製品がお目見えしました。この掃除機、関西弁も喋るんやって。
8日、シャープが発表した”お掃除ロボット”『COCOROBO(ココロボ)』。
【記者リポート】
「このお掃除ロボット、音声で操作することが可能になりました」
【記者】「きれいにして」
【COCOROBO】「わかった!」
『COCOROBO』は日本語のほか、中国語と英語にも対応していて、簡単な会話もすることができます。
関西弁にも対応しています。
【記者】「調子はどう?」
【COCOROBO】「きょうもがんばるわ~」
吸い込んだごみがいっぱいになると…。
【COCOROBO】「苦しいわ~」
充電の量や掃除の頻度などによって気分が3段階に変化し、しゃべる内容も変わるということです。
【気分が良い時】「絶好調!」
【気分が悪い時】「何とかやってんで~」
また『COCOROBO』にはカメラが付いていて、スマートフォンで遠隔操作をしたり、外出先から部屋の様子を画像で確かめることができます。
今や掃除機市場の5%を占めているという”お掃除ロボット”。
『COCOROBO』は6月上旬に発売予定で、価格は13万円程度だということです。
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「四つ橋線」+「私鉄」で関空へ?
大阪の将来像を議論する府市統合本部は8日、地下鉄四つ橋線と南海電鉄をつなぎ、大阪市内と関西空港を直結させる新たな構想を発表しました。
8日の府市統合本部会議では、地下鉄改革のプロジェクトチームが関空へのアクセスを改善する新たな案を提示しました。
改革案では、現在西梅田駅が終点となっている地下鉄四つ橋線を、阪急十三駅を経由して新大阪駅まで延伸。
一方、なんば駅では南海電鉄と結び、新大阪駅から関空まで直通させるというのです。
かかる予算は約2200億円。
現在JRの快速で約1時間5分かかっているところを、53分に短縮できるとしていて、橋下市長も乗り気です。
【大阪市・橋下徹 市長】
「十三でつながると、阪急と接続しますしね、そういう辺りも選択肢の一つとして見てもらいたいです」
しかし、南海と四つ橋線では電気を車両に取り込む方式が違う事に加え、レールの幅も異なるため、新型車両の開発など対応策が不可欠。
建設費以外にも多額の技術開発費が必要と見込まれています。
議論を深めれば深めるほど課題が見つかるといった状況で、財政難が続く大阪府と大阪市にとって、実現へのハードルは極めて高いと言えそうです。
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商店街暴走 逮捕された男「脱法ハーブを吸った」
大阪市福島区の商店街で暴走した車がひき逃げを繰り返した事件で、逮捕された男は「脱法ハーブを吸っていた」と供述しています。
自動車運転過失致傷とひき逃げの疑いで逮捕された、塗装工の小泉武容疑者(22)。
6日、大阪市福島区の商店街をレンタカーで暴走し、78歳の女性をはねて、足の骨を折る大けがをさせた疑いが持たれています。
【目撃者】
「しゃーんって行く感じ、(スピードが)すごかったですよ」
「記憶にない」と容疑を否認する小泉容疑者ですが、商店街の防犯カメラには、小泉容疑者が女性をはねた後も看板を跳ね飛ばして、82歳の女性にけがをさせ、逃走を続ける様子が映っています。
【記者リポート】
「商店街を暴走した小泉容疑者の車はここで左折し、一方通行を逆送したということです」
その後の調べで小泉容疑者は、商店街を暴走した後、一方通行を逆走して逃走したことが分かりました。
このとき、小泉容疑者は普通の精神状態ではなかったといいます。
【小泉容疑者の供述】
「脱法ハーブを吸っていた。誰かに追われていて捕まったら大変なことになるという気持ちだった」
脱法ハーブは、覚醒剤や麻薬のような症状を引き起こす化学物質を染み込ませた植物のことで、健康被害の恐れがあるものの、次々と新しい成分が作られ、法規制が追いつかずに社会問題になっています。
警察は小泉容疑者に危険運転致傷の疑いもあるとしていますが、ある幹部は脱法ハーブは覚醒剤と違って吸っていたことを立証するのは困難で、危険運転罪での起訴は難しいのではと話しています。
また、交通事件に詳しい弁護士も、立件には高いハードルがあると指摘します、
【中西啓 弁護士】
「行為自体は危険運転に該当する可能性はかなりある。立件が可能かどうかは証拠をどれだけ収集できるかによるので、ハードルが高いことは高い」
中西弁護士は、吸引した脱法ハーブに正常な運転を困難にする作用があったとしても、小泉容疑者がそういう状況になることを認識していなければ危険運転には問えないと話しています。
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大阪で自転車の一斉検問
大阪ミナミの道頓堀では、自転車の通行マナーの向上を図るため、警察による検問が行われました。
検問は府内の63ヵ所で一斉に行われ、大阪・ミナミではプロの競輪選手も参加してマナー向上を呼びかけました。
去年、大阪府で起きた交通事故約5万件のうち、自転車が絡む事故は約3割を占めます。
道頓堀商店街は、御堂筋から堺筋までの東西約500mの全区間で自転車を含む車両の通行が禁止されていますが、2人乗りや飲酒運転などの違反が目立つということです。
警察官は自転車で通行する人に対し交通ルールの説明をして、自転車を押して通行するよう指導していました。
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格安航空ピーチ 初の国際線就航
格安航空会社ピーチの初めての国際線となる関空-ソウル便が、8日から運航を始めました。
日本初の格安航空会社ピーチは、関西空港とソウルの仁川空港を結ぶ便を8日から1日1往復運航し、7月からは1日3往復に増便する予定です。
運賃は片道5280円からで、搭乗率によって変動します。
関空とソウルを結ぶ便はすでに韓国の格安航空会社「イースター航空」などが運航を始めていて、格安航空会社同士の競争が激しさを増しそうです。
【乗客】
「今までは2,3ヵ月に一回くらいだけど、今後は毎月行けたら」
【ピーチ・井上慎一CEO】
「韓国側のLCC含めて相当の便数が飛んでいるが、まだまだこの需要を掘り起こせるものと確信しております」
ピーチは7月には関空-香港便、9月には関空-台北便の運航を開始する予定です。
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日本興亜損保代理店が1億円だまし取る
日本興亜損害保険は、神戸市の代理店の男性店主が架空の保険商品を販売して、客から約1億円をだまし取っていたことを明らかにしました。
日本興亜損保によりますと、神戸市西区の代理店「H&M」の男性店主(57)は、10年前から「高配当が得られる」などとうたって架空の積み立て傷害保険を販売していました。
男性店主が24人の客からだまし取った保険金は、あわせて約1億円にのぼるということです。
先月、客の親族から日本興亜損保に「保険証券が届かない」と問い合わせがあり、店主に確認したところ、不正を認めたということです。
店主は「ほかの事業の損失の穴埋めに使った」と話していて、日本興亜損保では「このような事態は極めて遺憾で被害の実態解明に全力を尽くしたい」とコメントし、刑事告発も検討しています。
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震災がれき 夢洲で処分へ
大阪府と大阪市は、東日本大震災の被災地で発生したがれきについて、夢洲にある北港処分地に埋め立てることで、国との最終調整に入りました。
被災地のがれきの焼却灰を、大阪湾に埋め立て処分することを検討している大阪府は、処分場を持つ市町村に受け入れへの協力を要請しています。
しかし放射性セシウムは水に溶けやすく、市町村からは慎重な声が相次いでいます。
一方、大阪市の橋下市長は、市が独自に持つ夢洲の北港処分地で埋め立て処分する方針を固め、すでに環境省との最終調整に入っているということです。
【大阪市・橋下市長】
「大阪府は専門家会議で基準を作り、国よりも厳格な基準になっている。安全性がきちんと確認されることが当然の前提だが、しっかりと受け入れていきたいと思っています」
環境省は放射性セシウムが溶け出すことを防ぐ安全対策を示していて、近く、府と市の担当者と検討会議を開く予定です。
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「民事介入暴力」の特別無料相談
暴力団員などからの不当な要求について、警察官や弁護士などがアドバイスする無料相談会が開かれています。
「民事介入暴力特別相談所」は、暴力団捜査に携わる警察官や弁護士ら23人が対応しています。
大阪府では、去年4月に暴力団排除条例が施行されてから1年間で「暴力団との関係を断ちたい」といった相談が、前年よりも195件多い725件寄せられています。
相談会では「消費者金融の取り立てが厳しいので、どうしたらいいか」といった相談などが寄せられました。
【大阪府暴力追放推進センター・神田知文相談課長】
「電話で相談してもらえれば、適切に対応して被害を少なくするように」
相談会は無料で、9日午後4時まで行なわれています。
【受付電話番号】06-6365-8930
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西宮のスーパー銭湯に刃物強盗 35万円奪う
兵庫県西宮市のスーパー銭湯に刃物を持った男が押し入り、現金およそ35万円を奪いました。
ネックウォーマーのようなもので顔を隠した男が、レジに近づき刃物をちらつかせます。
男は、従業員が差し出した現金を奪って、素早く逃走しました。
9日午前0時前、西宮市鳴尾浜にあるスーパー銭湯「熊野の郷」に男が押し入りました。
男は女性従業員に刃物を見せ、「お金を出せ」と脅して、店の売上金などおよそ35万円を奪って逃げました。
当時、店は閉店間際で数人の客が残っていましたが、客にも店員にもけがはありませんでした。
逃げた男は、身長170センチくらいの中肉の若者で、黒っぽい帽子に上下作業服姿だったということです。
警察は、防犯カメラの映像の解析を進めるなどして逃げた男の行方を追っています。
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無免許暴走事件 車所有の19歳少年も逮捕
京都府亀岡市で、無免許運転の車にはねられ小学生ら10人が死傷した事件で、警察は車を所有する19歳の少年を新たに逮捕しました。
亀岡市で先月23日、無免許の少年(18)が運転する車が集団登校の列に突っ込み、小学生と保護者3人が死亡し、7人が重軽傷を負いました。
事件前には仲間の土木作業員の少年(18)らも、かわるがわる無免許運転をしていたとして逮捕されています。
警察は9日朝、この土木作業員の少年が無免許と知りながら自分の車を貸したとして、南丹市に住む電子部品点検アルバイトの少年(19)を新たに逮捕しました。
少年は、「無免許と知っていた」と容疑を認めているということです。
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脱法ハーブか 自宅から植物片を押収
大阪市福島区の商店街で、暴走したレンタカーに女性がひかれて大けがをした事件で、逮捕された男の自宅から脱法ハーブとみられる植物片などが押収されたことが分かりました。
塗装工の小泉武容疑者(22)は今月6日、福島区の商店街をレンタカーで暴走し、78歳の女性をはねて大けがをさせ、そのまま逃げた疑いで逮捕されました。
調べに対し小泉容疑者は「記憶にない」と容疑を否認する一方で、「脱法ハーブを吸っていて、普通の精神状態ではなかった」と供述しています。
警察が8日、小泉容疑者の自宅を捜索した際、脱法ハーブや乾燥大麻に似た植物片と、吸引用のパイプなどを押収していたことが分かりました。
脱法ハーブは、覚醒剤などのように幻覚症状を引き起こす恐れがあることから、警察は成分を鑑定するとともに、危険運転致傷の疑いも視野に入れて捜査しています。
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軽自動車とダンプカーが衝突 高齢女性ら3人死傷
京都府亀岡市で、介護施設の利用者が乗った軽自動車がダンプカーと衝突し、98歳の女性ら3人が死傷しました。
9日午前8時45分ごろ、亀岡市篠の交差点で介護施設の利用者ら3人が乗った軽自動車がダンプカーと衝突しました。
この事故で、軽自動車に乗っていた98歳の長岡美佐尾さんが死亡、87歳の女性が意識不明の重体で、運転していた介護施設職員の女性(23)も大けがです。
3人は亀岡市内の介護施設に行く途中だったとみられ、側道から車線変更したところでダンプカーと衝突しました。
警察は、ダンプカーを運転していた松本聡容疑者(48)を現行犯逮捕し、詳しい状況を調べています。
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吹田のマンション 医師が隣室の29歳男に切られる
大阪府吹田市のマンションで、男性医師が頭を包丁で切りつけられ、けがをしました。
警察は、医師の隣の部屋に住む29歳の男を逮捕しました。
9日午前7時15分ごろ、吹田市千里山西4丁目のマンションで「主人が刺された」と通報があり、警察が駆け付けると、住人で医師の牛尾一康さん(56)が頭から血を流しているのが見つかりました。
牛尾さんは後頭部など3ヵ所を切られ、病院で手当てを受けています。
警察は、牛尾さんの隣の部屋のドアに血がついていて、そこに住む無職の窪田明容疑者(29)が手にケガをしていたことなどから、殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。
調べに対し窪田容疑者は何も話さない状態だということで、警察は動機を調べています。
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震災ガレキは夢洲で処分へ 橋下市長は表明
大阪府と大阪市は、東日本大震災の被災地で発生したがれきについて、市が夢洲に持つ北港処分地に埋め立てて処分する方針を固めました。
大阪府は、被災地のがれきを受け入れて焼却し、その灰を大阪湾にある処分場に埋め立てることを目指しています。
しかし、処分場を運営している近畿の各府県や160あまりの市町村からは、「放射性物質が溶け出し、海を汚染する恐れがある」との疑問の声が上がっていて、これまでに受け入れを表明しているのは大阪市だけです。
こうした中、橋下市長は9日、市が独自に持つ夢洲の北港処分地での埋め立て処分を先行して進める方針を明らかにしました。
【橋下徹大阪市長】
「(大阪府は)専門家会議で基準をつくり、国よりも厳格な基準になっている。安全性がきちんと確認されることが当然の前提だが、しっかりと受け入れていきたいと思っています」
府と市は今後、放射性物質が溶け出すことを防ぐ安全対策などについて環境省と協議を進め、安全が確認され次第、岩手県の18万トン分のがれきを受け入れる方針です。
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支援のお礼に・・・宮城の女性たちが”香り袋づくり”を指導
東日本大震災で被災した宮城県の女性たちが、神戸の百貨店で開かれた「香り袋」づくりのイベントに参加しました。
神戸から受けた支援への恩返しです。
「サシェ=(香り袋)」の作り方を教えているのは、宮城県南三陸町の女性たちです。
このサシェづくりは、東日本大震災で仕事を失った女性たちに雇用を生み出して支援しようと、通信販売会社の「フェリシモ」が始めました。
今回、神戸を訪れた女性たちは、これまでの支援への感謝の気持ちを伝え、被災地の現状を知ってもらおうと、そごう神戸店で行われている「雑貨フェスタ」に参加しました。
小山郁子さん(51)は、長年働いていた車の部品工場が津波で流され仕事を失いました。
震災から8ヵ月後、「フェリシモ」が提案したサシェづくりに、小山さんたち9人の女性が参加。
サシェは通信販売で売られ、小山さんたちも収入を得られるようになりました。
今回は、会場を訪れた人たちとサシェづくりをしながら、被災地では仕事が見つからず、自宅再建のめどが経たないことないことも話し合われていました。
【来場者】
「サシェづくりをして一歩前に出ようという勇気がいいなと思います」
「私も淡路で震災に遭いましたので、東北のお母さんたちと同じ思いです。少しでも力になれたらいいと思います」
【小山郁子さん】
「神戸の人は震災を乗り超えてきたこともあり、何か気持ちを分かっていただけたので、元気をたくさんもらいました。帰ってからは、南三陸のみんなにも伝えようと思います」
小山さんたちがイベントに参加するのは9日までですが、サシェは2つセットで980円で、今月13日までそごう神戸店で販売されています。
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男性医師が切りつけられる 隣人の男を逮捕
9日朝、大阪府吹田市のマンションで、男性医師が頭を包丁で切りつけられけがをしました。
警察は、医師の隣の部屋に住む29歳の男を逮捕しました。
午前7時15分ごろ、吹田市千里山西4丁目のマンションで、「主人が刺された」と通報があり、警察が駆け付けると、住人で56歳の男性医師が頭から血を流しているのが見つかりました。
男性医師は、後頭部など3ヵ所を切られ病院で手当てを受けています。
男性医師の隣の部屋のドアに血がついていて、そこに住む無職の窪田明容疑者(29)が手にケガをしていたことなどから、警察は窪田容疑者を殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。
窪田容疑者は、調べに対し何も話さないということです。
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