17日に取り壊される予定の建物を活用して、地震や津波を想定した救助訓練が兵庫県加古川市で行われました。
加古川市で行われた訓練は、地震と津波で倒壊した建物に人が取り残されたという想定で行われました。
訓練は、実際に近い形での救助作業を通して技術の向上と部門の連携強化を図るのが狙いで、17日に取り壊される予定の交番の建物が使われました。
兵庫県警の機動隊など約40人はエンジンカッターなどで建物の屋根や壁を実際に壊して救出の経路を確保し、取り残されていた被災者をはしごやロープで救助しました。
訓練に参加した隊員らは救助作業を進めながら、大災害への備えを確認していました。
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