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超レア!倉庫に眠るクラシックカー50台 堺市に活用法なく…

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大阪府堺市が保管している50台ものクラシックカーが、倉庫の中で眠ったままになっています。 財政難で活用法も見つからず、専門家は「もったいない」と話しています。 倉庫の中から姿を現したのは…。 50台ものクラシックカーです。 【記者リポート】「貴重な戦前のクラシックカー、実は堺市の持ち物なのです」 22年前、カメラ量販店の創業者、土居君雄氏が亡くなります。 土居氏は高級車「BMW」の収集家で、かつて暮らした堺市に、車が家族から寄贈されました。 一体どのくらいの価値があるのか、専門家に聞きました。 【シンプルオート・吉田唯人社長】 「一番目につくのは、BMW328ロードスター。戦前の車で、直列6気筒のエンジンを積んでいる」 「このBMW507ロードスターも200台くらいの製造で、現存台数はかなり少ない。日本にはこの車を入れて4~5台くらいではないか」 「この赤い車はBMW1600カブリオレといって、3シリーズの元になる車。これはカビが生えている状態。カビだけでなくマフラーの中が湿気で錆びてしまったりするので、月に1~2回エンジンをかけて走らせてあげると本当はいい」 堺市はこれらの車の展示施設を造る予定でしたが、財政難で断念。 有料での貸し出しも始めたもののほとんど利用されず、整備の費用もなくなり、車検も切れて走れなくなりました。 吉田社長は50台であわせて数億円の価値があると言いますが、現在は何ら整備は行われず、市の職員が定期的にワックスをかけるだけです。 【堺市の担当者】「具体的に公道を走る機会をこれから見つけていって、その中で車検というものも考えていけばいいと考えている」 【シンプルオート・吉田社長】「車は生き物、走らせてこそのもの。動物でいうと剥製のような状態。生き返らなくなることを心配している」 マニア垂涎の名車たち…。 その余生はどうなっていくのでしょうか。

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