17日夕方、兵庫県明石市のJR山陽線の踏切で特急列車とトラックが衝突し、乗客ら9人がけがをしました。山陽線は午後9時の時点で、大幅にダイヤが乱れています。
午後5時前、JR西明石駅に隣接する車両基地にある踏切で、「特急スーパーはくと」とトラックが衝突しました。
列車には乗客約150人が乗っていて、割れた窓ガラスなどで8人が軽いけがをしたほか、トラックを運転していた男性(25)も顔や胸を打つけがをしています。
JR山陽線は事故から3時間余りたって運転を再開しましたが、午後9時現在も大幅にダイヤが乱れています。
運転士の話では特急列車は時速約100kmで走行中で、非常ブレーキが間に合わなかったということです。
「ガーという引っ張るような音、グワーッというすごい音がした」と近所の人は話します。
国土交通省運輸安全委員会が18日に調査官を派遣して、事故の原因を調べる方針です。
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