Quantcast
Channel: KTV NEWS
Viewing all articles
Browse latest Browse all 19306

ES細胞がパーキンソン病治療に 京都大学の研究チームが発表

$
0
0
京都大学の研究グループは、ヒトのES細胞から作った神経細胞を移植することで、パーキンソン病の治療の足掛かりになるという研究成果を発表しました。 研究を行ったのは、京都大学再生医科学研究所の高橋淳准教授らのグループです。 難病に指定されているパーキンソン病は、脳内のドーパミン神経細胞が減少することで、手足が震えたり体が動きにくくなるなどの症状がでます。 今回の研究では、ヒトES細胞から作った神経細胞をパーキンソン病にかかったサルの脳内に移植したところ、その後一年間にわたり症状が改善されたということです。 研究グループは先月、万能細胞とされるiPS細胞でも移植を行い、 症状が改善されたと発表しています。細胞の移植については倫理的なルールが必要で、今後はルール整備に従って実用化に向けた研究が進められます。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 19306

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>