世界遺産・仁和寺では、樹齢を重ねた「御室桜」の衰えが心配されています。
そこで、クローン技術によって作られた苗木が誕生し、きょう、境内に植えられました。
京都市右京区の世界遺産・仁和寺。
この境内に、古都の春を彩る、桜の苗木が植えられました。
人の背丈ほどしか成長しない「御室桜」は、4月の中旬から下旬に満開を迎えることから遅咲きの桜として有名です。
およそ200本ある御室桜の中には、樹齢360年を超える株もあり樹木の衰えが心配されていました。
このため、仁和寺では、企業と合同でクローン技術による培養研究を行い、おととしの1月、苗木を作ることに成功。
苗木が十分大きく成長したことから、21日、その第一号が境内に植えられました。
ゆくゆくは、東日本大震災の被災地にも御室桜の苗木が植えられるということです。
【総本山 仁和寺南揚道門跡】
「芽がね、非常に力強い芽が出ていますね。何年か後に、きれいな花が咲いてくれることを大いに期待します」
植えられた苗木は、早ければ来年の春にも花が咲くことが期待されています。
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