大阪維新の会が府知事選・市長選で圧勝したことを受け、大阪市議会の自民党市議団が、大阪都構想について議論する協議会の設置に賛成する方針であることが分かりました。
大阪市議会ではこれまで「大阪都構想」について、既存の委員会で議論されていましたが、公明・自民・民主系は幹事長や団長クラスが参加せず、維新の会が求めていた「推進協議会」の設置にも反対していました。
しかし、今月27日のダブル選挙で維新の会が圧勝したことを受け、自民党大阪市議団は今後、橋下徹次期市長が協議会設置を提案してきた場合には賛成する方針を固めました。
【自民党大阪市議団・荒木幹男幹事長】
「いわゆる民意が示されたわけですから、議論には当然応じていかなければ、議会の役目として成り立っていかない」
市議会では、維新の会に自民を加えると過半数になるため、協議会は設置される見通しで、大阪都構想について本格的な議論が始まることになります。
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