この春に大学を卒業する学生などを対象にした就職面接会が大阪で開かれ、ラストチャンスにかける500人以上が参加しました。
大阪労働局などが主催した面接会には、この春に大学や短大を卒業する学生など520人が訪れました。
4年制大学の卒業予定者で就職を希望する学生の内定率は、去年12月1日現在で71.9%。
過去最低だった去年に次ぐ厳しい状況で、就職が決まっていない学生が全国に10万人以上います。
学生たちは企業のブースを回り、事業内容や今後の採用試験について説明を受けました。
【学生】
「焦ってます。卒業して無職になるのは避けたいんで」
「エントリーで落とされて、その後何社か回ったけど決まらず、なかなか厳しいなと」
「今回の就職フェアがラストチャンス。これからもお話を伺いに行きますけど、そこが勝負だと思ってます」
通常より遅い時期の採用となりますが、企業の中には事業の拡大などで今まさに人材を必要としているところも少なくありません。
【企業】
「(採用は)夏とか秋の方がいいのかもしれないけど、あちこちすべった人の方がガッツもあるで、と」
ラストチャンスにかける学生たち。
卒業は間近に迫っていますが、就職活動はまだ終わっていません。
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