大阪府立高校の教師が、大阪市水道局の職員と一緒に自宅で覚せい剤を使用した疑いで逮捕されました。
「薬を使うと気持ちがよかった」
警察に対しこう供述しているのは、大阪府立島本高校の音楽教師・中冨洋容疑者(40)。
中冨容疑者は先月7日、大阪府茨木市の自宅で知人の大阪市水道局職員・永田雄一郎容疑者(37)と一緒に覚せい剤を使用したとして逮捕されました。
高校によりますと、中冨容疑者は音楽の授業のほか、吹奏楽部や生徒会の指導にもあたっていましたが、普段から変わった様子はなく、60人近くいる他の教職員も薬物の使用に気が付かなかったといいます。
【大阪府立島本高校 渡邉健一校長】
「(中冨容疑者は)夜の7時ころまで学校にいて熱心な指導をしていた。(本人は)すごく反省し悔いていた」
中冨容疑者の逮捕を受け学校は1日朝、緊急の全校集会を開いて生徒に事件の概要を説明し、謝罪しました。
調べに対し2人は「携帯電話の交流サイトで知り合った」と話していて、警察は今後、覚醒剤の入手ルートを詳しく調べる方針です。
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