17日夜大阪府茨木市で、小学2年生の長男の頭を床に叩きつけるなどして重傷を負わせたとして、29歳の父親が逮捕されました。
長男は現在も昏睡状態です。
傷害の疑いで逮捕されたのは、茨木市春日4丁目の建設業・大上卓征容疑者(29)です。
大上容疑者は、17日午後8時頃、自宅で小学2年生の長男(7)の頭を床に叩き付けるなどして大けがをさせた疑いが持たれています。
長男は、頭蓋骨骨折などで現在も昏睡状態です。
近所では大上容疑者が子どたちと遊ぶ姿がよく見かけられていました。
【近所の人】
「やさしいお父さんという感じだった、神社でサッカーボールを蹴って遊んでいた」
しかし、その一方で、大上容疑者の元妻で長男の実の母親は、今年8月「子供を引き取りたい」と児童相談所に相談していました。
【吹田子ども家庭センター所長】
「今はないけれども過去に(大上容疑者が)暴力を振るったことがあったという話があった。長男が通っている小学校に確認してもらった」
児童相談所からの連絡を受けた小学校は、長男にあざなどがないか注意して見ていたということですが異常はなかったことから、家庭訪問などはしませんでした。
警察の調べに対し大上容疑者は「風呂に入るように言っても長男が言うことを聞かなかったので叩きつけた」と容疑を認めています。
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