大阪市東住吉区の放火殺人事件で、母親らに対し認められた再審決定に対し、大阪地方検察庁が12日、即時抗告しました。
再審開始については、大阪高裁の判断を待つこととなりました。
17年前、大阪市東住吉区で保険金目的で自宅に放火し娘を殺害したとして無期懲役が確定した青木恵子受刑者(48)と同居人の朴龍晧受刑者(46)に、今月7日、大阪地方裁判所は裁判をやり直す決定を出しました。
弁護団は決定後すぐ、大阪地検に、即時抗告せず再審を受け入れるよう求めました。
しかし、大阪地検は12日、大阪高等裁判所に即時抗告しました。
今後、大阪高裁が改めて審理し、検察側の主張が認められれば再審開始決定は取り消されることになります。
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