徳島市ではお彼岸の中日に合わせて無病息災を祈るユニークな行事・「砂灸」が行われています。
「砂灸」は、およそ250年前の江戸時代に旅のお遍路さんが一夜の宿のお礼に伝えたとされ、徳島市上八万町で春と秋の彼岸の中日に行われる、恒例の行事です。
民家では、訪れた人たちが庭に並べられた木箱の砂に足型をつけ、真ん中の土踏まずのあたりにお灸をすえられ、万病に効くといわれています。
20日は地元をはじめ、兵庫県などからも観光客が訪れ、中には来られない人の代わりに靴下を持って来る姿も見られ、病気の回復や無病息災を、熱心に願っていました。
この「砂灸」は、20日の午後5時頃まで行われます。
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