関西広域連合は、近畿各地の市町村を集めた会合を開き、国の出先機関の権限を地方自治体に移すことについて、説明しました。
会合には、近畿2府4県の市町村長らが参加しました。地域に密着した地方自治を目指す関西広域連合は、国交省などの出先機関の権限や予算を地方自治体に移すよう求めていて、国も、移管を進めるための法案作りを進めています。しかし、会合に参加した市町村からは「災害時に国の出先機関が果たしてきた役割も大きく、移管されると指揮系統が混乱するのではないか」といった声があがりました。
【関西広域連合井戸敏三連合長】
「今日のやりとりを聞いて、解決できない課題ではないのではないか」
また、関西広域連合は奈良県に対して連合に自主的に加入するよう促していくとしています。
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