去年施行された暴力団排除条例を受けて、京都の仏教連合会が、暴力団の集団での墓参りなどを排除する宣言を行いました。
【京都府仏教連合会の理事】
「暴力団が組織として行う組葬・法要等は、その目的が暴力団の誇示と資金源活動であることから、一切排除する」
京都府仏教連合会は21日の理事会で、23年前に採択した暴力団による集団の葬式や墓参りを排除する決議を改めて宣言しました。
理事会には京都府警の警察官も出席し、暴力団から葬儀の依頼があった場合に、手紙を使って断る方法など、対処の仕方を説明しました。
暴力団の集団参拝をめぐっては、指定暴力団・山口組の歴代組長の墓がある比叡山延暦寺などが参拝拒否を通達するなど、暴力団を排除する機運が高まっています。
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