第８４回選抜高校野球大会が甲子園球場で開幕しました。
注目の選手宣誓は、被災地宮城・石巻工業の阿部主将が行ない、「見せましょう！日本の底力、絆を」と力強く宣誓しました。
開会式では、北から南の順番で出場３２校が入場し、被災者のメッセージが寄せられた横断幕も選手たちとともに球場を一周しました。
ことしの大会には、原発事故の影響で一時グランドが使えなかった福島・聖光学院や岩手・花巻東など、被災地・東北から過去最多タイとなる４校が出場します。
注目の選手宣誓は、津波で大きな被害を受け、２１世紀枠で出場を決めた宮城・石巻工業の阿部翔人主将が行ないました。
宣誓する内容は、チームメイトが意見を出しあって決めたといいます。
【石巻工・阿部翔人主将】
「宣誓、東日本大震災から１年。日本は復興の真っ最中です。日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることが出来れば、大きなその先、必ず幸せが待っていると信じています。だからこそ日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔。見せましょう！日本の底力、絆を」
熱戦は１２日間繰り広げられ、石巻工業は大会２日目の第３試合に登場します。
↧