徳島県東みよし町にある特別養護老人ホームの元女性職員が、施設の介護報酬費など約7000万円を着服していたことが分かりました。
徳島県東みよし町の特別養護老人ホーム「みよし苑」によりますと、48歳の元女性職員は、2004年からの7年間に、介護報酬費や運営費など合わせて約7000万円を着服しました。
女性職員は施設の経理を一人で担当していて、取引先への支払いのため銀行口座から金を引き出す際に、余分に金を降ろす手口で着服を繰り返し、帳簿も改ざんしていたということです。
調査に対し女性職員は着服を認めていて、「金は生活費に充てた」と話しているということです。
施設は、女性の元に残っていた金約2700万円を回収し、女性を業務上横領の疑いで刑事告訴しました。
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