京都府福知山市では特産品の「報恩寺タケノコ」が今シーズンの初出荷を迎えました。
「報恩寺タケノコ」は福知山市報恩寺地区の竹林でおよそ90戸の農家が生産していて、やわらかくてえぐみがなく、味がよいのが特徴です。
けさは雪のちらつく中、わずかに土から顔をのぞかせたタケノコが次々と掘り起こされていきました。
報恩寺タケノコは1年おきに豊作が期待されますが今年は収穫量の少ない「裏年」にあたった上、冬の寒さも重なって生育が10日ほど遅れているということです。
このため初出荷の量は去年の10分の1程度にとどまりましたが、5月上旬までには例年並みのおよそ25トンを京阪神に出荷する予定だということです。
↧