京都の師走の風物詩、「鯉揚げ」が12月3日から嵯峨野の広沢池ではじまり、丸々と太った鯉が水揚げされました。
京都市右京区の「広沢池」は、水深が浅いため鯉の養殖に適していて、春先に放流された稚魚がおよそ8カ月で体長40センチほどにまで成長しました。
3日は、漁師たちが水を抜いた池に入り、鯉やフナ、モロコを次々と網ですくいました。
水揚げされた鯉などは、地元の人や料亭などに販売されます。
【買いに来た人】
「去年も買うてね、毎年楽しみにしてます。」
「家帰って「洗い」せな「洗い」。」
(最近川魚食べない人が多いですが)「食べないって、料理ようしいひんねや。」
近年は川魚の需要が減ったため、放流される稚魚が年々少なくなっているうえ、外来魚も水揚げに深刻な影響を与えているということです。
「鯉揚げ」は年内いっぱい行われます。
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