大阪市住吉区の学校法人・浪速学院と関西大学は31日、連名で「連携協定を解消する」と発表しました。
浪速学院は2009年6月、関西大学と人材の交流などを目的とした連携協定を結び、中学校の名称も「関西大学連携浪速中学校」としました。
しかし、推薦入学についての協議が終わっていない段階で、浪速学院が「中学校の『関大コース』に入れば関西大学に入れる」と宣伝していたことが判明し、関西大学と浪速学院が対応策を協議していました。
その結果「すでに『関大コース』に在籍している生徒については、一定の成績を満たせば、一学年につき最大約30人を大学が受け入れる」ことや「中学校の校名から『関西大学連携』を削除すること」などを条件に、連携協定を解消することで合意しました。
今後は「連絡会」を立ち上げて詳細についての協議を続けるということです。
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