ダルマの寺として知られる滋賀県彦根市の龍潭寺では、「だるままつり」が行なわれています。
毎年この時期に行われている「だるままつり」は、江戸時代に城下町の人々が手作りのダルマを持って祈願に訪れたのが始まりとされています。
ダルマの数はおよそ3000体。
高さ5センチの小さなものから、50センチ以上の大きなものまであらゆる大きさのダルマが所狭しと並べられています。
入魂式では住職がダルマに線香をかざし魂を入れます。
こうして魂を入れられたダルマは福を招くとされていて、交通安全などを願う参拝客らが購入していきました。
この祭りは2日まで開かれ、東日本大震災の犠牲者への法要や、古いダルマの供養も行われるということです。
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