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理想のソーメンできた! 製麺業に“くら替え”

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徳島県つるぎ町名産の「半田そうめん」作りに、地元の土木建設会社が新規参入しました。 理想のそうめんが完成し、今年から「製麺業」へくら替えしたそうです。 そうめん作りは、夜も明けきらぬうちから始まります。 ここは、つるぎ町の名産「半田そうめん」を作る工場です。 機械の操作に少々不慣れな様子の社長・渕尻一郎さん。 実は最近まで、渕尻さんの会社は「建設業」でした。 【渕尻社長】「建設業では飯が食えない。寂しいのは寂しいが、重機は製麺には使えないので・・・」 渕尻さんは、創業60年の建設会社の5代目社長でした。 しかし不況続きで、地元の公共事業はピーク時の3分の1に。 会社の生き残りをかけて、地元の名産品である「半田そうめん」を自分の会社でも作ってみようと思い立ちました。 【渕尻社長】「どういうふうに半田そうめんが作られるか全く知らなかった。一から勉強した。コンクリートを練るのはプロだったが、小麦粉を練るのは難しかった」 試行錯誤の末、国産小麦100%、地元・剣山系の湧き水も使って、コシが強くて伸びにくい麺ができました。 従業員を1人もリストラせず、今年1月には「製麺業」一本に。 5代目の決断に、古参の従業員たちも黙ってついてきてくれました。 【従業員・六車稔さん】「ちょっと戸惑いはあったが、まあ社長がすると決めたことなので、ついていくしかなかった。『おいしい』と言ってくれるお客さんがいたら、今はそれが一番うれしい」 【そうめんを売る渕尻社長】「半田麺ね~食べてって~」 夏はそのままそうめんとして、冬は鍋で1時間煮こんでものびにくいとあって、評判は上々です。 【カメラマン】「以前は建設業をされていたんです」 【訪れた客】「えっ本当ですか?麺がなめらかで、口ざわりや喉ごしが良くておいしいです」 【渕尻社長】「そうめんは自分が苦労すればするほど売る先ができる。まだ可能性がある。工場の稼働率が半分程度なので100%になるようにして、従業員を養えるような企業になりたい」 渕尻さんは、のびにくい自慢のそう

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