未熟児などの赤ちゃんのための集中治療室「NICU」について多くの人に知ってもらおうと、治療現場の赤ちゃんを撮影した写真展が開かれています。
酸素吸入器をくわえる赤ちゃん。
超未熟児で生まれ、小さな保育器の中で懸命に生きようとする姿です。
大阪・梅田にあるギャラリーに展示されたこれらはすべて、赤ちゃんのための集中治療室「NICU」で撮影された写真です。
未熟児や病気を持って生まれた赤ちゃんに最新の治療を行う「NICU」は近年、産科医の不足などから閉鎖を余儀なくされる病院も少なくありませんが、高齢出産などさまざまな理由から年々、需要は高まっています。
あまり広くは知られていないこうした厳しい現場で懸命に治療に当たるスタッフの姿も写真からは垣間見ることができます。
『NICUのちいさないのち写真展』は、MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店で今月22日まで開催されています。
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