神戸市の王子動物園で、今月7日に死んだインドゾウの「オウジ」を偲んで、お別れ会が開かれました。
4年5ヵ月という短い生涯を閉じたインドゾウのオウジ。14日に開かれたお別れ会には、花束を手にしたたくさんの人たちが駆けつけました。オウジは、2007年に国内で初めて誕生したオスのインドゾウで、1歳を過ぎたころ、骨が弱くなる骨軟化症と診断されました。足の骨折をきっかけに寝たきりとなり、飼育員らが付きっきりで介護をしてきましたが、今月7日、病状が急変して死にました。
【献花台へ声をかける男性】
「オウジ!君のことは一生忘れないからな!」
【献花をした人】
「リハビリ生活が長かったので、よく頑張ってくれたと思います」「天国へ行っても、元気に走ってねって言葉をかけました」
動物園は当分の間、オウジの寝室を公開し、献花台を設置するということです。
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