京阪神の自治体などが新しい産業の創造を目指す「関西イノベーション特区」の会合が開かれ、神戸空港をめぐって松井知事と井戸知事が対立しました。
関西イノベーション特区では、大阪・兵庫・京都の3府県と3政令市などが、国から特区の指定を受け、先進的な産業の育成を目指しています。
会合で神戸市が「神戸空港の発着枠拡大」などを提案したのに対し、大阪府の松井知事が「関西空港と伊丹空港の統合を進めていることと整合性がとれない」として、提案の取り下げを求めました。
これに対し、兵庫県の井戸知事は「神戸空港をのけ者にしないでほしい」と反論し、自治体間の連携の難しさを浮き彫りにしました。
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