京都の女子大学生が、宮城県石巻市で被災した主婦たちと一緒に、石巻特産の石を使ったオリジナルアクセサリーを製作しました。
京都嵯峨芸術大学の学生たちと一緒にアクセサリー作りに取り組むのは、石巻市雄勝町・船越地区で被災した主婦たちのグループ「船越レディース」です。
船越地区は津波で壊滅的な被害を受け、主婦たちが携わる漁業や水産加工業の仕事も激減しました。
そこで主婦たちは生活資金を得るため、全国の硯の90%に使われている地元特産の石『雄勝石』を使ってアクセサリー作りを始めました。
今回の取り組みは、大学3年の松谷めぐみさんが被災地支援をしたいと「船越レディース」に声をかけたことから実現し、きょうはペンダントやストラップの絵付け作業を共同で行いました。
【船越レディースのメンバー】
「こういう場を作っていただいてありがたい」
「色の感覚がいいよね」
【京都嵯峨芸術大学3年生・松谷めぐみさん】
「きょうの企画、すごくうれしいです。被災地と交わっているなと思って。学生がすごくいい関係を持っている」
商品は、被災地で開かれる特設市場で700円から1000円で販売される予定で、売り上げの一部は被災者の生活費に充てられます。
(※18日現在、関西での販売予定はありません)
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