和歌山市で、住宅の前に停まっていた車から現金約30万円を盗んだとして、60歳の男が逮捕されました。
決め手となったのは「防犯カメラ」と「犬の鳴き声」でした。
先月11日、和歌山市内の住宅の前で車を物色する男。
静かにドアを閉めて逃走するまでの様子が、防犯カメラに残されていました。
持ち主の男性が確認すると、現金約30万円の入った財布が無くなっていたといいます。
そして、被害にあってから半月あまりが経った先月30日朝、男性の飼い犬が突然吠え出しました。
【被害にあった男性】
「家の表でワンワンワンワン吠えてるんで・・・(防犯カメラに)映っていた人に向かって吠えてたんですよ。あ、この人やと思って」
男性は警察に通報し、無職の藤本順次容疑者(60)が窃盗の疑いで逮捕されました。
【被害にあった男性】
「見慣れない人やから吠えただけでそんなつもりはなかったと思うんですけど」
調べに対し、藤本容疑者は、容疑を認めているということです。
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