夏の電力不足に対応するため官公庁などでは、ことしは例年より一ヵ月前倒しして1日からクールビズが始まりました。
気持ちよさそうに毛を刈られる羊たち。
中にはバリカンの音にビックリして暴れる羊もいましたが、すっきりしてクールビズスタイルになりました。
5月1日。
官公庁や企業ではクールビズが始まりました。
滋賀県庁でも職員はワイシャツにノーネクタイと軽装で仕事に取り組みます。
【滋賀県庁の職員】
「夏の節電に向けて早めからやっていこうという雰囲気を作るのがいい」
「普段こういう格好をしているから、仕事に対して囚われない発想ができる」
滋賀県庁では例年、6月からクールビズを行っていました。
しかし、原発の再稼働の見通しが立たない中、ことしは関西電力の管内で電力需給が厳しくなることが予想され、一カ月前倒しされました。
【嘉田由紀子知事】
「全体が5月から10月末まで暑いときにはクールスタイルでいいですよと社会的約束をすることで節電効果も上がるのではないかと」
また、ことしは政府が一ヶ月早いクールビズの開始を呼びかけたことなどから、大阪市や京都市などでも始まりました。
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