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「遺族の気持ちを考えて少年の罪を」 松村幸姫さん父が心境語る

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京都府亀岡市で無免許の少年の車にはねられ、亡くなった松村幸姫さんの遺族が取材に応じ「遺族の気持ちを考えて少年を罪に問うてほしい」と訴えました。 【幸姫さんの父・中江美則さん】 「頼むしいかんといてって、火葬の前に言いました。けど・・・形が消えてしまった。帰ってきてって毎日言ってます」 娘の松村幸姫さん(26)は、先月23日、長女の蒼愛ちゃんを学校に送る途中で事件に巻き込まれました。 【兄・中江龍生さん】 「一瞬の出来事でこういう形になった。認めたくない」 列に突っ込んだのは、無免許運転の車でした。 逮捕された18歳の少年は「居眠りをしていた」と供述。 さらに以前から無免許運転を繰り返していたことも明らかになりました。 しかし、少年に適用された容疑は「自動車運転過失致死傷」。 より刑の重い「危険運転致死傷」ではありませんでした。 【父・中江美則さん】 「ほんまにに僕らのことを考えてくれてるんですかと。遺族のこれからの寂しい思い。それを全部ひっくるめてもう一回検討してほしい」 【兄・中江龍生さん】 「(危険運転が)適用されないという形を国がとっていくなら、これからもっとこんな事故が起きると思う」 それでも専門家の間では、危険運転致死傷罪の適用は難しいといわれています。 さらに、少年という理由で顔も名前も明らかにされません。 遺族が直面したのは法律の厚い壁でした。 事件で重傷を負った長女の蒼愛ちゃんはまだ、母が亡くなったことを知りません。 少年が乗った車は、家族の幸せを一瞬で奪いました。 【父・中江美則さん】 「変えてもらう、必ず。どんな努力もします」 自分のこととして考えて欲しい。 遺族はそう訴えています

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