大阪市の福祉施設で、職員が入れ墨を見せつけて児童を脅していた不祥事を受けて、橋下市長は全職員を対象に入れ墨に関する調査を始めました。
大阪市は1日、全職員約3万7000人に対し、橋下市長の名前で入れ墨に関するアンケートを配布しました。
アンケートは記名式で、入れ墨があるかどうか、ある場合には場所と大きさを具体的に答えるよう求めています。
【橋下市長】
「『入れ墨をやってますか』と聞くような組織自体、おかしいんですよ。普通はそんなことやらなくてもいい組織にならなきゃいけないんです。調査をやったから『強権的だ』と労働組合の弁護士が言っているが、こんなのやりたくないんですから。本当はやらなくていいんですから、普通のまともな組織なら」
橋下市長は、見える場所に入れ墨があるとわかった職員は配置転換を検討し、アンケートに答えない場合には、処分する可能性もあると話しました。
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