徳島県警の巡査部長が、警察手帳を偽造し販売したとして逮捕された事件で、巡査部長は、手帳を数万円で販売していたことがわかりました。
徳島県小松島警察署地域課の武内功郎容疑者(48)は、徳島市内の自宅で、大阪府警名義の偽の警察手帳1冊を販売する目的で作った有印公文書偽造の疑いで逮捕され、11日、身柄を大阪地検に送られました。
その後の調べで、武内容疑者は、手帳を偽造する際、エンブレムのレプリカを県内の彫刻店に持ち込み、8000円程度で「大阪府警」と刻印するよう依頼していたことがわかりました。
そして、偽造した手帳を数万円で販売していたということです。
一方、武内容疑者は、数年前に高級外車を購入し、日常的に株をやっていたこともわかり、警察は、偽造手帳の販売で得た利益が資金になっていたとみて詳しく調べています。
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