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事件と向き合う日々 京都・祇園の19人死傷暴走事件から1ヵ月

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京都・祇園で車が暴走し、7人が死亡た事件から、12日で1か月となりますが、運転していた男も死亡していて、全容解明は難航しています。 そのなか被害者はそれぞれの思いで立ち上がろうとしています。 人々が行き交う、京都・祇園。 あの日も、多くの観光客や地元の人たちが信号を渡ろうとしていました。 先月12日、1台の車の暴走に多くの人が巻き込まれここで7人の命が失われました。 澤西桃代さん(62)は事件現場すぐ近くにある勤務先の呉服店から昼食を食べに出かけ、暴走に巻き込まれました。 桃代さんと2人暮らしだった長男は、仕事中に病院から入った連絡で、母親の死を知りました。 【澤西さんの長男】 「本当に1秒あるかないかというあの事故で、62年という人生を一瞬にして途切れさせられた、1秒前でも1秒後でも助かっていたかもしれないのに、なぜあのタイミングに、ということは思います」 車を運転していた藤崎晋吾容疑者(30)には、発作が起きれば体の自由が利かない恐れのある「てんかん」の持病がありました。 一方、暴走の最中に藤崎容疑者が車を操縦していたと考えられる動きも確認されています。 あの時何が起きていたのか。 それを知る藤崎容疑者自身も死亡、何も語られることはありません。 【澤西さんの長男】 「なんとも整理しがたい気持ちなんですけど…(容疑者に対して)苛立ちであるとか、母を返してくれとか、そういう感情が湧いてくるのかなと思っていたのですが、今、正直亡くなった加害者に対して気持ちが真っ白なんです、何の感情も沸いてこないんです」 「発作で起こした事故であるのか、意識はあるけど起きてしまった事故なのかまだハッキリしていない状況ですので…100%これで間違いないです、これが事実ですということを教えてほしい」 オーストラリアから観光で京都に来ていたバーナード・ライアンさんには、あの日から毎日向かうところがあります。 【バーナード・ライアンさん】 「入院中の妻の世話をしにいきます、ゴールデンウィークは病院に人が少なくて寂しいからね」

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