今月20日、東映京都撮影所でスタジオが全焼した火事で、直前に漏電があった疑いがあることから消防は撮影所全体の電気系統などについて緊急査察を行う方針です。
京都市右京区の「東映京都撮影所」で今月20日火事があり、撮影用のスタジオおよそ1300平方メートルが全焼しました。
消防などのこれまでの調査で従業員がスタジオに電気を送るスイッチを入れたところ、漏電を知らせるアラームが鳴り、その後火事が起きたことが分かっています。
スタジオは倒壊の恐れがるため調査できず、詳しい出火原因は不明ですが、京都市消防局は撮影所内にある14のスタジオ全てについて23日午後、一斉の緊急査察を行うことを決めました。
査察ではスタジオ内の消火器や非常警報、避難経路などの消防設備に加え、電気系統の老朽化の程度も点検する方針です。
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