夏の電力不足が懸念される中、京都大学の研究グループが生活への影響を最小限に抑えながら、「かしこく節電」してくれるシステムを開発しました。
研究を発表したのは、京都大学情報学研究科の松山隆司教授らのグループです。松山教授らは、家庭内のコンセントとパソコンをつなぐことで、電源が入っている機器への送電量を自動で調整するシステムを開発しました。ライフラインの確保のために必要な電話や介護機器などへは電気を送り続けながら、直ちに必要でない機器への送電量を下げるなど節電の「優先順位」を設けることもできます。
【松山隆司教授】「(電力需給が)非常に危なくなって一分前に危ないと言ってもらったらさっと(消費電力量が)自動的に下がるような社会が出来る」
松山教授らは、蓄電池を併用することでさらに節電効果を高めるシステムについても開発を進めています。※研究発表場所(プロジェクター)とか使っているやつ京都市下京区※実験ルームも下京区
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