ことし100周年を迎える大阪の通天閣では、幸福の神・ビリケンさんの3代目がお披露目されました。
3代目が目指すのは、どんな願いも叶えてくれる「オールマイティーゴッド」です。
22日夜、通天閣の展望台に集まった人たち。
長年、愛されてきた2代目のビリケンさんと別れを惜しみます。
足の裏を触ると願いが叶うとして、32年間さすられ続けた2代目のビリケンさん。
足の裏は5センチも擦り減り体はすっかり黒ずんでしまいました。
そしてことしの通天閣100周年に合わせ、その座を3代目に譲ることにしたのです。
【通天閣観光西上雅章社長】
「大阪の町を見守り続け、多くの人々に幸福を与えてくれました。その功績は誠に顕著であり、ここに深く感謝の意を表します」
通天閣のシンボルとして活躍した2代目のビリケンさんは、最後の役目を終えました。
一夜明け、偉大な先輩の後を継ぐ3代目のビリケンさんが、ついにお披露目されました。
厚みのある御御足にまぶしいばかりのキンパツ!?
穏やかな表情で先代の面影を残しつつも、ちょっと派手めのイメージチェンジをしました。
3代目のビリケンさんは、クスノキの一木造りで、京都の職人が全身全霊をこめ4ヵ月がかりで作りました。
以前より一回り大きくなり足の強度も上がり、もう簡単にはすり減りません。
登場を待ちわびた客たちは、さっそく足の裏をなでなで。
思い思いの願いを込めご利益にあやかります。
【沖縄から来た客】
「笑顔がかわいいです。まだ新しいので、ちょっと触るのが、申し訳なくも思います」
【香川から来た客】
「僕はビリケンさんによく似てるって言われるので一度見てみたかった。今日代わったたって聞いて、すごいええ日に来たなと思った」
【西上社長】
「家内隆盛、交通安全、街の良縁祈願、合格祈願とお願いした。3代目のビリケンさんは、『オールマイティーゴッド』とで、全てを叶えてくれる。2代目に負けないくらい、黒く汚く足の裏もすりへってもらえたらなと思う」
大きな期待を背負った3代目のビリケンさん。
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