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”あの日何があったのか知りたい”京都・亀岡市の暴走事件から1ヵ月  

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京都府亀岡市で無免許の少年が運転する車にはねられ、小学生と保護者あわせて10人が死傷した事件から、23日で1ヶ月となります。 京都府亀岡市の事件現場には、今朝多くの人が集まり、法要が営まれました。 【横山奈緒ちゃんの父親・横山博史さん】 「(娘が)死んだ実感が湧かない。一日一日忙殺されて、気が付けば一月経った」 【小谷真緒ちゃんの母親・小谷絵里さん】 「あの時、少年たちがここを通らなかったら…叶わないことだけど、私はそういうことで…」 先月23日朝、この道で18歳の少年が運転する車が登校中の小学生達の列に突っ込んだ事件。 3人が死亡、7人が重軽傷を負いました。 小谷さんの家の中には、子ども達が描いた絵が何枚も飾られています。 母の日にお母さんに見せようと次女の真緒ちゃんは先月、この似顔絵を描きました。 その2週間後、真緒ちゃんは事件に巻き込まれました。 【小谷真緒ちゃんの父親・小谷真樹さん】 「真緒が(いないと)家の中が静かなんです、それは正直思います。真緒ってムードメーカーじゃないけど、真緒がいたからワイワイしていた」 あの日、姉の愛奈ちゃんも、同じ登校の列の中にいました。 今は母親の絵里さんが毎日、愛奈ちゃんの登校に付き添っています。 【小谷絵里さん】 「空に向かって手を広げて『真緒ちゃん返してー』とか『雨だから真緒ちゃん濡れてる』とか『お空にいってる』って。愛奈は(事故の)音も聞いてるし目でも見てるし、朝学校行くときに私の手をぎゅってつかむ。外傷では愛奈は(頭を)擦って縫っただけだけど、心の中は分からない」 多くの人の生活を一変させた暴走。 運転していた少年は無免許で事件当時は居眠り運転だったといいます。 捜査を行った検察が、少年の無謀な運転について適用したのは、自動車運転過失致傷。 「過失」、つまり「運転ミス」と判断したのです。 この判断には多くの被害者が疑問を投げかけます。 松村幸姫さんは、あの日、娘の登校に付き添っていました。 幸姫さんのお腹にはもうすぐ生まれてくるはずの女の子がいまし

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