今月20日、「東映京都撮影所」のスタジオが全焼した火事を受けて、消防は撮影所の他のスタジオの緊急査察をしました。
今月20日、京都市右京区の「東映京都撮影所」で撮影用のスタジオおよそ1300平方メートルが全焼する火事がありました。火事の直前にスタジオの漏電を知らせるアラームが鳴っていたことが分かっていますが、全焼したスタジオは倒壊の恐れがあるため調査できず、詳しい出火原因はまだわかっていません。京都市消防局は23日午後1時半から、残りの12のスタジオを緊急で査察しました。消防は防火設備などを点検したほか、電気系統の老朽化の程度を調査して、いくつかの小さな不備はあったものの大きな問題はないと結論付けました。東映は「消防から指摘を受けた不備についてはすぐに改善したい」と話しています。
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