体長約2cmと、日本で最も小さいトンボ「ハッチョウトンボ」が、和歌山県古座川町の休耕田で羽化を始めました。
鮮やかな赤色の胴体を持ち、悠然と羽を休めるハッチョウトンボ。
体長約2cmで日本では最小のトンボです。
和歌山県古座川町の大谷湿田は、古座川町が買い取ってハッチョウトンボの保護活動をしているため、近畿最大の生息地となっています。
オスは真っ赤な胴体を持つのに対し、メスは縞模様があるのが特徴です。
ハッチョウトンボは羽化したばかりでも、濡れた羽が乾くと飛び始めます。
十数年前には激減し絶滅も心配されましたが、保護活動が実り、今では数百匹にまで増えています。
ハッチョウトンボは7月上旬まで見られるということです。
↧