福島県など東日本大震災の被災地から仕入れた牛肉の産地を偽装していたとして大阪市の精肉店の元店長が逮捕されました。
不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市の精肉店の元店長・沓掛博司容疑者(62)です。
沓掛容疑者はことし2月、福島県など東日本大震災の被災地から仕入れた牛肉を鹿児島県産などと偽装し、大阪市内の精肉店店頭に60パックを並べていた疑いが持たれています。
沓掛容疑者は牛肉の仕入れから販売までをほぼ一人で行っていて、警察の調べに対し、「独断でやった。最初は福島県産と表示していたが売れなかった」と話し、容疑を認めています。
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