大規模地震で起きたとみられる液状化の跡などが琵琶湖周辺にある25の遺跡で残っていたことが分かりました。
滋賀県文化財保護協会によりますと琵琶湖周辺の25の遺跡で液状化や地割れの跡が確認されました。
長浜市の塩津港遺跡では、平安時代の神社跡で液状化に伴い、砂が噴き出した「噴砂」の跡が多数あったということです。
滋賀県文化財保護協会濱修副主幹「噴砂・液状化に伴う噴砂が琵琶湖周辺の湿地帯で多く見られる。震源地から遠く離れていても注意が必要ではないかと思われます」
滋賀県文化財保護協会は調査結果を地震の予知などに役立ててほしいと話しています。
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