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大阪市 「文楽」は補助金打ち切り、「西成特区」に予算配分

大阪市の橋下市長は、今年度予算の編成会議で、文楽協会など文化団体への補助金の打ち切りを決めました。 一方で、肝いりの「西成特区構想」には2億3000万円の予算を計上する方針を固めました。 大阪市の予算編成会議は、市のプロジェクトチームで検討した素案を今年度の本格予算案にまとめるものです。 市は、これまで大阪フィルハーモニー協会と文楽協会に一定の額を支給してきた運営補助金を今年度限りで打ち切り、今後3年間は収入の多さに応じて助成の金額を変えるなど、あらたな仕組みを導入する案を示しました。 【橋下市長】「文化が重要でないとはまったく思っていなくて、交響楽団も伝統芸能も重要だと思っている。しかし、税金を投入する際に、評価をせずに特定の団体に決め打ちで入れるのはどうなのかと思い、しっかり評価したうえでお金を入れる、チャンスもみんなに開く(仕組みを作る)」 また、市は、生活保護の多さや結核の蔓延など課題の多い西成区の特区指定に関して、医療の拡充や区のPR事業などにおよそ2億3000万円を重点配分する方針です。 橋下市長は6月上旬に予算案をまとめ、7月に開く臨時市議会に提案する予定です。

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