ベートーベンの交響曲第9番が日本で初めて演奏された徳島県鳴門市で、被災地の復興を願う「第九」のコンサートが行われました。
徳島県鳴門市にある大塚国際美術館では、全国から23の合唱団・約220人が集結し、「なるとの第九」と題したコンサートが開催されました。
鳴門市には第一次世界大戦の際に俘虜収用所(ふりょしゅうようじょ)があり約1000人のドイツ兵がいた縁で、日本で初めてベートーベンの第九が演奏された、第九ゆかりの地です。
コンサートでは第九のほかに、アメリカの音楽家が東日本大震災からの復興を願って作曲した「福島レクイエム」という曲も披露され、盛んな拍手が送られていました。
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