和歌山県は、大手検索サイト「YAHOO!」と提携し、災害時の避難所などの情報を提供するサービスを5日から始めました。
「YAHOO!」サイト内で和歌山県内の避難場所を検索すると、詳しい場所や海からの高さ、備えてある設備などが表示されます。
このサービスは、和歌山県とヤフー社による「災害協定」を受けて、5日から始まったものです。
都道府県単位で災害協定を結ぶのは、和歌山県が初めてです。
携帯電話などを使って近くの避難場所までの道順も表示でき、観光客など地元に詳しくない人でも避難しやすくなります。
また災害発生時には、県のホームページの災害情報を見ようとアクセスが集中してサーバーに負担がかかるのを防ぐため、「キャッシュサイト」に災害情報も表示するということです。
和歌山県は「より多くの人に情報を伝える試みだ」と話しています。
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