「平成の大修理」が行われている国宝・姫路城では、半世紀ぶりに新しくなったシャチホコが天守閣に設置されました。
改修工事が進む姫路城の天守閣では、真新しいシャチホコが胴体・尾びれ・腹びれに分けて、クレーンで屋根に吊り上げられました。
このシャチホコは大修理に伴って半世紀ぶりに新調されたもので、奈良県平群町の瓦工場で高さ1・9メートル、重さ約330キロとこれまでとほぼ同じサイズに上げられました。
大勢の観光客が見守るなか、シャチホコは支えとなる芯木の上に据えつけられました。
【観光客】
「きょうは偶然にシャチホコの上がるええ時やったんで、ありがたい」
「日本ってすごいな。日本の技術・職人さんってすごいなと」
約5年半かけて行われる「平成の大修理」は、工期の折り返し点を迎えています。
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