JR西日本の元駅員らが定期券を不正に換金し現金を着服していた事件で、元駅員2人が他にも着服していた疑いが強まったとして再逮捕され、新たに1人が逮捕されました。
JR明石駅の元駅員、宇留島剛容疑者(50)ら2人は、架空の定期券を発行して払い戻す手口で現金を着服したとして先月逮捕されましたが、その後の捜査で、他にも同じ手口で約40万円を着服していた疑いが強まり、7日、再逮捕されました。
また新たに24歳の元駅員も逮捕されています。
JR西日本によると宇留島容疑者は、同じ不正換金を600回以上繰り返し、総額8600万円を着服したとみられます。
JRの調査に対して宇留島容疑者は「金は山口組系暴力団組員に渡した」と話しているということで、警察は金の流れの解明を進めています。
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