和歌山県太地町にある「くじらの博物館」では、クジラの赤ちゃんが誕生し、お母さんと元気良く泳ぎ回っています。
水面に並ぶ2つの影。
呼吸するために顔を出したのはクジラの親子です。
太地町の「くじらの博物館」では、今月5日、オキゴンドウと呼ばれるクジラの赤ちゃんが誕生しました。
体長はおよそ1.5メートル、体重は50キロほどでまだ性別は確認されていません。
赤ちゃんクジラは、お母さんにぴったり寄り沿って泳ぎ方や息継ぎのペースを教わり、母乳もしっかり飲んでいるということです。
【飼育員渡辺有梨絵さん】
「(博物館で)長く生きた例があまりないので、おかあさんにもがんばってもらって、少しでも長く生きて博物館の仲間入りをできたらいいかなと」
親離れするまで、あと2年ほどは仲良く並んで泳ぐ姿が見られるということです。
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