震災がれきの最終処分を大阪湾で行うことについて大阪府は専門家を交えた検討会議を開き、安全であると判断しました。
10日の会議は環境省が被災地で発生したがれきの焼却灰について、北港処分地で埋め立てることの安全性を、認めたことを受け開かれました。
大阪市は、震災がれきの受け入れを前提に、北港処分地での焼却灰の埋め立てについて、国に安全評価を依頼していました。
10日は、国の評価を府が独自に裏付けるために開かれたものですが、専門家から安全性に対する異論は出ませんでした。
がれきの受け入れについては大阪市では今後、説明会などで住民からの理解を得たのちに、秋にもがれきの受け入れを開始する方針です。
また、より安全に処理するため、セシウムを吸着させるゼオライトという鉱物を処分地に敷き詰める意向で、その費用は国に求めたいとしています。
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